離乳食の与え方

生まれてから6ヶ月ほど経過したら、離乳のために離乳食を食べさせるようにしましょう。一昔前までは、4ヶ月頃から離乳食を与え始める人も多かったのですが、早すぎるとアレルギーの原因となるため、6ヶ月を目安に始めると良いでしょう。

離乳食のレシピは色々ありますが、最初は果物を搾った果汁ジュースがお勧めです。酸味の少ない果物を搾ってジュースにし、冷ましたお湯で2倍程度に薄めます。まずはスプーン1杯から与えてみて、慣れてきたら徐々に量を増やしたり、ほかの果物ジュースも飲ませてみたりすると良いでしょう。

最近は離乳食製品もたくさん販売されていますが、たんぱく質はアレルギーを起こしやすいので、あまり早い時期には与えない方が良いでしょう。

始めのうちは野菜や穀物をこしてのばした離乳食をスプーン1杯から与えて、慣れてきたら種類や量を増やしていくと効果的です。

また、赤ちゃんの体調が悪いときは、なかなか離乳食を食べてくれないことがあります。風邪をひいたりしているときは離乳食は避け、お風呂上りなど喉が渇いているときに与えるとよく食べてくれます。

離乳食も授乳と同じように、なるべく決まった時間に与えるようにしましょう。赤ちゃんの生活も徐々に規則的になってくるので、お腹が空いている時間帯に与えるのが大切です。

与える離乳食の温度にも気をつける必要があります。熱すぎるものは当然避けるべきですが、冷たすぎても食べてくれない場合があるので、赤ちゃんの好みに応じて温度を調整するようにしましょう。

離乳食を食べ始めたばかりの頃は、どうしても食べるのに時間がかかります。最初は焦らずに、30分から1時間程度ゆったりとした時間を取り、のんびり食べさせるようにしましょう。