医学英語というのは、普通の英語教室や英語の参考書で勉強した位ではそれを完璧に理解することは難しくなっています。特に医学の世界でしか使わないような英語が多数存在していますので、まずは英語の基本をしっかりと身に付けなければ医学英語を使用したり喋ったりすることはまず不可能でしょう。
時代の最先端の医療情報を常時キャッチしておかなければいけない存在の医師にとりましては、日本国内の医療情報だけではなく、英語を使った世界中から情報収集をすることが必要不可欠になっています。
そして医学論文における学術誌への投稿をするには日本語ではなく英語で作成することが基本となっており、更なるキャリア形成のためには紙上だけではなく、もっと総合的なアプローチをする必要があります。
総合的なアプローチの場としては、国際医学会に積極的に参加をして、より多くの知り合いを作ったり、また同僚が発表している論文の話を聞き、更に会話を交えることが重要となってきます。
しかしその為にはやはり医学英語が必要不可欠となっており、「話す」「聞く」「書く」のように英語の総合的な語学力が必ず必要となります。医師で無い者が医学英語を勉強して理解をすることは出来るようになりますが、やはり実際に医学に関わっている人達と実際に会話をし、コミュニケーションをとる事が完璧に医学英語をマスターする近道であると言えるでしょう。