コイン パチスロのメダル製造

日本人の大衆娯楽である「ぱちんこ」。ぱちんこでは「ぱちんこ玉」が必ず必要ですね。

パチスロではもちろん「メダル」が必要です。ラスベガスのカジノでスロットをする時にも必ずメダルは必要です。

パチンコ・パチスロは今や日本を支える大産業のひとつ。どんな田舎の街でも駅前にひとつやふたつパチンコ屋はあります。これほど広く浸透した娯楽はなかなかないでしょう。

そしてこの産業に欠かせないのがパチンコ玉やスロットのメダル製作をしている企業群です。いったいどれだけの量が生産されているのでしょうか?

パチンコ・パチスロ産業の市場規模

日本生産性本部発行の「レジャー白書2019」によると、観光やレジャーなどの『余暇産業』市場でパチンコまとめパチスロの市場規模は28.8%を占め、約20兆円の市場規模となっています。

「レジャー白書2019」より

パチンコ・パチスロホールの数は、2015年には11,000件を超えていましたが2019年には約9600店舗と年々減少してきています。

遊技機だけを取ってみると、約6,724億円の市場規模があります。設置台数はパチンコ・パチスロ含めて、2019年に全国で約420万台との事。

気になるパチンコ玉ですが、20年ほど前は1台につき1万5000玉程度であったものが、近年増加しているパーソナルシステムでは1台あたり2000~3000玉程度必要。少なくて済むのは、パチンコ玉を機械の中で循環させるためです。